密かに人気の2階リビング

おはようございます!
こんにちは!
そして、こんばんは!
OKAZAKI JUTAKUです(^^♪

前回は、「お風呂とトイレの窓」について
お話させていただきました。
(前回の記事「この窓必要?」)

間取りを考える時、または提案される時
リビングは当然のように
1階に配置されると思いますが
今、じわじわと密かに人気上昇中の
2階にリビングを持ってくる間取りについて
ご紹介したいと思います。


2F-LDK30.jpg


まず、なぜ2階リビングの人気が
上がってきているのか。

2階リビングのメリットや
気になるデメリットについても
お伝えしていきます。


2階リビングのメリット
・リビングの日当たりが良くなる
・外部の視線が気になりにくい
・リビングからの眺めが良くなる
・リビングの天井を高くしやすい
・狭小地との相性が良い
・バルコニーを庭のように使える
・耐震性が上がる


2階リビングは、狭小地との相性が良く
隣家に囲まれていて、外部からの視線や
日当たりの悪さが気になる土地では
特に力を発揮します。

1階にリビングを配置した場合よりも日当たりが良くなり
道を歩く人の視線より高い位置にリビングがくる為
プライバシー性の高いリビングにすることができます。

それに窓の位置や高さ、大きさに自由度が生まれ
外の景色も楽しめる空間にしやすいです。

2F-LDK04.jpg


また、2階リビングの場合
屋根の形状に合わせて勾配天井にしたり
天井の高さを自由に設定したりできるので
天井の高い、開放的なリビングに
しやすいこともメリットです。

広いバルコニーをリビング横に配置すれば
庭のようにバルコニーを使え
よりリビングが広い空間になります。


5D4_1329_R80.jpg


メリットの一つに挙げた
耐震性が上がるというのは意外かもしれません。

一般的に、リビングはできるだけ
開放的な空間にする為、
柱や壁という構造材が少なくなり
その分耐震性能を確保するのが難しくなります。

しかし、2階リビングにすることで
1階は主に寝室や子ども部屋などの個室になり
自然と柱や壁が増えるので
家の耐震性が向上するのです。


このように2階リビングにはメリットがたくさん!

ではなぜ、2階リビングが主流にならないのでしょうか。


2階リビングのデメリット
・子どもの帰宅が分かりづらい
・1階の部屋が暗くなる
・家事動線が悪くなりやすい
・階段の上り下りが増える
・老後の不安


最近はリビング階段を採用する方が
とても増えています。

リビングに階段を設けることで
帰宅した家族がリビングを必ず通ることになり
そこで家族のコミュニケーションがとりやすくなります。

一方、2階にリビングがあると
帰宅した子どもは玄関から直接
自分の部屋に向かうことができる為
いつ帰宅したか、いつ出て行ったかが
分かりにくいということになります。

また、日当たりの良い2階にリビングを配置するので
当然1階は暗くなりがちです。

1階の個室は寝るための部屋だと割り切って
より2階リビングを快適に過ごせる空間にすることで
自然と家族が集まるリビングになるでしょう。


2階リビングの最大のデメリットは
階段の上り下りが増えるということです。

買い物をして帰宅し、それを2階のキッチンまで
階段を上って運ぶことになります。

若い時はさほど問題ではないかもしれませんが
老後のことを考えると心配な点ですね。

そこで、将来エレベーターを取り付ける場所を
想定しておくことをおすすめします。


2F-LDK06.jpg


老後、階段の上り下りが億劫になり
2階の個室は物置になってしまっている
といった話をよく耳にしますが
エレベーターのある暮らしなら
1階も2階も無駄なく使うことができます。

また、最近では階段が辛くなってきたら
マンションなどへの住み替えをすると
割り切って2階リビングを採用する方も増えています。


色々とメリットの多い2階リビングですが
同時に将来的なデメリットが大きいとも言えます。

2階リビングを採用する際は
将来のライフスタイルも視野に入れて
検討してくださいね。


その他にも
お困りごとや
気になることがありましたら
InstagramのDMや
公式LINEなど
お気軽にご連絡くださいませ(^^♪

インスタグラムのDMもお気軽にどうぞ♪


Instagram:https://www.instagram.com/okazaki_jutaku
公式LINE:https://lin.ee/Yx5tkOX


PageTop