おはようございます!
こんにちは!
そして、こんばんは!
OKAZAKI JUTAKUです(^^♪
前回は、「断捨離後の空間づくり」についてお話させていただきました。
(前回の記事「断捨離後の空間づくり~すっきりをキープするための住まいの工夫~」)
はじめに
家づくりは、多くの人にとって人生最大のプロジェクトのひとつです。
だからこそ、ただ「住むための家」をつくるのではなく、
「暮らし方」まで見据えた家づくりが重要です。
近年注目されている「断捨離」。
モノを減らし、スッキリと暮らすライフスタイルを目指すなら、
家の設計段階から“ため込まない仕組み”を意識しておくべきです。
この記事では、家づくりと断捨離を両立させるために押さえておきたい設計ポイントを詳しく紹介します。
家づくりと断捨離を両立させるために大切な考え方
家づくりにおいて断捨離を意識するということは、
単に「収納をたくさん作る」という意味ではありません。
必要以上にモノをため込まない設計、
使いやすく整理しやすい間取り、
そして空間そのものに“ゆとり”を持たせることが大切です。
暮らしの中で自然に片付く仕組みをつくることで、
常にスッキリとした空間を保ちやすくなります。
【1】収納は「量」より「質」で考える
家づくりを始めると、「収納スペースはたっぷり欲しい」と考えがちですが、
本当に大切なのは、ただ広い収納をつくることではありません。
重要なのは、
「何をどこに収納するか」
「使いやすい配置になっているか」
を設計段階で具体的に考えることです。
質の高い収納のポイント
- 使う場所の近くに収納を設ける(例:キッチン用品はキッチン横)
- 奥行きが深すぎない(取り出しやすさ重視)
- 高さを調整できる可動棚を採用する
- 出し入れしやすい引き出し収納を増やす
ただの「物置」になってしまわないように、
必要なモノだけがスッキリ収まる設計を目指しましょう。

【2】多すぎる収納はかえって「モノを呼ぶ」
収納スペースを作りすぎると、
「空いているから」と余計なモノをどんどん入れてしまうリスクがあります。
収納は「ちょうどいい量」を意識することが大切です。
常に8割程度を目安に使い、余白を残しておくと、
暮らしの変化にも柔軟に対応できます。
特に大型の納戸やウォークインクローゼットなどは、
大きさに対して中の整理計画もしっかり立てることが重要です。

【3】生活動線に沿った“片付け動線”をつくる
断捨離的な暮らしを実現するためには、
モノを戻しやすい動線を設計することがポイントです。
例えば、
- 帰宅したらすぐに上着やバッグを収納できる玄関収納
- リビングに散らかりがちな日用品をまとめるリビング収納
- 洗濯動線上にファミリークローゼットを配置して、洗う→干す→しまうを一か所で完結
こうした動線を計画しておけば、
わざわざ「片付けよう」と思わなくても、自然に片付く暮らしが実現します。

【4】空間に「余白」を持たせる設計
家づくりの段階で、空間に余白を持たせることも重要なポイントです。
家具をぎっしり置かない、
床が多く見えるレイアウトにする、
視線が抜ける間取りを考える。
これらを意識することで、
生活空間に常にゆとりが感じられるようになります。
モノだけでなく、空間にも「断捨離の思想」を反映させることで、
住まいそのものがシンプルで快適なものになるのです。

【5】「これから増えるモノ」も想定する
家づくりの時点では、まだ家族構成やライフスタイルが変わる前かもしれません。
しかし、子どもの成長や趣味の変化、働き方の変化によってモノは増減していきます。
そのため、
- 将来少しモノが増えても対応できるフリースペース
- 可変性のある収納(棚板の高さが変えられるなど)
- 最初からギリギリではない収納計画
を取り入れておくと、長く心地よい暮らしを続けることができます。

まとめ
家づくりと断捨離を両立させるには、
設計段階から「ため込まない」「片付けやすい」仕組みを意識することが何より大切です。
単に収納を増やすのではなく、
使う場所に必要な量だけ、
動線に沿ってスムーズに使える収納を設計する。
そして、空間にも“余白”を持たせる。
こうした工夫を積み重ねることで、
家族の暮らし方に自然と寄り添い、無理なくスッキリとした暮らしが実現します。
「最初から散らかりにくい家」。
そんな住まいを、ぜひ設計の段階から目指していきましょう。
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