おはようございます!
こんにちは!
そして、こんばんは!
OKAZAKI JUTAKUです(^^♪
前回は、「家事ラクにつながる”床素材”の選び方」についてお話させていただきました。
(前回の記事「家事がラクになる”床の素材”の選び方~掃除・肌ざわり・水まわりの適性を実生活目線で比較~」)
地震、台風、大雨など、自然災害のリスクが年々高まる中、「防災」を家づくりの中でどう取り入れるかは、今や大切な設計テーマのひとつです。
一方で、防災対策と聞くと「いざという時のための準備」として、特別に構える方も多いのではないでしょうか。
しかし実際の災害時、慌てず動ける人ほど、日常の中に”当たり前のように備え”を組み込んでいます。
今回は、非常食の収納や防災リュックの置き場所、停電対策、設計段階でできる浸水・地震への備えなど、”日常に自然に溶け込む防災の工夫”についてご紹介します。
すぐ手に取れる場所に「防災リュック」の定位置を
防災リュックは用意していても、「どこに置くか」が曖昧なままでは意味がありません。
地震は予告なしに発生するため、玄関収納や寝室の出入口付近など、”すぐに持ち出せる場所”に専用スペースを確保することが重要です。
設計段階で、「防災リュックのためのロッカー」「土間収納の一角」など、決まった置き場を設けておくと、日常的に視界に入り、準備の意識も保ちやすくなります。
また、複数階の住宅では、1階と2階それぞれに簡易セットを用意しておくと安心です。

非常食や水のストックは”見える収納”で習慣化
非常食や水の備蓄も、防災の基本。
最近では「ローリングストック」と呼ばれる方法が注目されています。
これは、普段使う食品を少し多めにストックしておき、日常で消費しながら常に一定量を備える方法です。
この習慣を家づくりに活かすには、キッチンやパントリー内に”防災ストック専用の棚”を確保するのが効果的。
透明な収納ケースやラベリングなど、見える・把握できる工夫をすることで、管理の手間も減り、いざという時にも迷わず取り出せます。
特に松山市のような地域では、台風や豪雨による一時的な孤立も想定し、水・レトルト・ガスボンベなどを日頃から備えておくと安心です。

停電時に役立つ「電力の備え」
災害時に停電が長引くと、冷蔵庫やスマホの充電、照明など、暮らしへの影響は大きくなります。
そこで注目されているのが太陽光発電+蓄電池の導入です。
昼間に太陽光で発電し、余った電力を蓄電池にためておくことで、夜間や停電時にも最低限の電力を確保できます。
スマートフォンの充電や冷蔵庫の稼働、LED照明の点灯などが可能になり、「電気が使える安心感」は大きな強みになります。
初期費用はかかりますが、平時の電気代節約や売電による経済的なメリットもあり、近年では導入を希望されるご家庭も増えています。
また、屋外コンセントの設置やポータブル電源の収納場所の確保など、小さな備えも忘れずに設計に盛り込んでおくと便利です。

浸水・地震に備える設計の工夫
設計段階での防災配慮は、災害に強い住まいづくりの大前提です。
【地震対策】
・建物の耐震等級を確保(新築では等級3がおすすめ)
・構造バランスの取れた間取り(吹き抜けや大空間の配置に注意)
・家具の転倒を防ぐため、造作収納の固定や転倒防止金具を事前に設置
【浸水対策】
・敷地の高さを確保(周辺より少し高めに盛土)
・玄関ドアや基礎の高さに注意し、浸水ラインを想定
・エアコンやコンセントの位置を地面から高めに設定
・地域のハザードマップを確認し、水害リスクに合った対策を検討
また、2階にトイレや小さな洗面コーナーを設けておくと、1階が浸水しても一定の生活が確保できるため、防災の観点からも有効です。

防災は”備える”から”暮らしに組み込む”へ
非常用の持ち出しリュックや水のストック、電力の確保や間取り上の工夫など、防災の考え方はますます多様化しています。
大切なのは、「災害は特別なもの」ではなく、日常の延長線上にあるという意識を持つこと。
その上で、暮らしに無理なく取り入れられる形で、防災を”日常化”することが、家族の安心と命を守ることにつながります。
OKAZAKI JUTAKUでは、住まいの快適性だけでなく、防災・減災の視点を取り入れた設計提案も行っています。
実際のプランや地域特性に応じて、災害に強い家づくりを一緒に考えていきましょう。
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