BLOG

ブログ

ZEH・高断熱住宅・GX志向住宅って何が違うの?~専門用語をやさしく解説!電気代・快適性の違いも比較~

おようございます!
こんにちは!
そして、こんばんは!
OKAZAKI JUTAKUです(^^♪

前回は、「外壁カラー選びのポイント」についてお話させていただきました。
(前回の記事「プロが教える!外壁カラー選びで後悔しないためのポイント~外壁材の種類と汚れにくさも解説!」)

【はじめに】家の性能、どこまでこだわるべき?

最近よく聞く「ZEH住宅」や「高断熱住宅(HEAT20 G2など)」に加え、2024年頃からは「GX志向住宅」という言葉も注目され始めました。

なんとなく”環境にやさしい家”という印象はあるけれど、実際にどんな違いがあるのかは分かりにくい…
そんな方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、

  • ZEHとは何か?
  • 高断熱住宅・HEAT20との違い
  • GX志向住宅とは?
  • 数値(Ua値・C値)の意味
  • 実際の暮らしや電気代にどう影響するか

について、住宅初心者の方にも分かりやすく解説します。

1. GX志向住宅とは?〜次世代型・脱炭素住宅の方向性~

GX志向住宅(グリーントランスフォーメーション志向住宅)とは、国が2023年に発表した「脱炭素社会を見据えた住宅基準」のひとつです。

GX志向住宅の定義(概要)

  • 断熱等性能等級6以上(Ua値0.46以下が目安)
  • 一次エネルギー消費量等級6以上
  • 基本的にZEH基準を満たしたうえで、さらに高効率・高性能な住宅

→カーボンニュートラル社会に向け、ZEHの一歩先を行く次世代住宅という位置づけ。

2. ZEH住宅・高断熱住宅との違いは?

種類断熱性能(Ua値目安)太陽光発電エネルギー収支コメント
一般住宅0.87〜0.6前後無し or 任意一般的な新築住宅の多くがここ
高断熱住宅(G2)約0.46任意快適性・省エネに優れる
ZEH住宅0.6以下+創エネ必須±0光熱費実質ゼロを目指す
GX志向住宅0.46以下+創エネ+省エネ設計必須実質マイナス or 最適化脱炭素を見据えた設計基準

3. 専門用語もおさらい(Ua値・C値)

Ua値(断熱性能)

家全体からどれだけ熱が逃げやすいかを示す数値(低いほど断熱性が高い)

地域例G2基準のUa値目安
松山市0.46以下

C値(気密性能)

どれだけ隙間があるかを示す数値(低いほど気密性が高く、冷暖房効率◎)
→ 高性能住宅は C値1.0以下、理想は0.5以下

4. 性能の違いが「電気代」と「快適さ」にどう関係するか

年間電気代の目安(延床30坪・4人家族)

性能レベル電気代コメント
一般住宅約15〜18万円冬は暖房を強く使う必要あり
G2住宅約8〜10万円少ないエネルギーで快適
ZEH住宅実質0〜3万円台太陽光で相殺。売電収益も
GX志向住宅実質0〜マイナスも可能効率化と創エネの最適バランス

快適性(冬の朝の室温・結露)

性能室温結露起床時の体感
一般住宅8〜10℃窓に結露びっしり寒くて布団から出たくない
G213〜15℃ほぼなし起きても快適に動ける
ZEH15℃前後なしエアコン1台で快適
GX志向15℃+最適空調制御もちろんなし空調負荷が軽く省エネ生活

5. どんな人におすすめ?GX志向住宅はこんな人に

ライフスタイルおすすめ住宅
小さなお子様がいるHEAT20 G2〜ZEH:体温調節の負担を減らす
太陽光やエコ意識があるZEH〜GX志向住宅:環境配慮+家計負担減
住宅ローン控除を最大限使いたいGX志向住宅:長期優良住宅・補助対象になりやすい
健康や光熱費を重視GX志向住宅:将来的にも高資産価値

【まとめ】ZEHやGX志向住宅は「未来を見据えた住宅選び」

高性能な住宅は見た目ではわかりませんが、

  • 光熱費が抑えられる
  • 体調や健康にもよい
  • 国の補助制度が使える
    など、将来の暮らしを豊かにする選択肢です。

GX志向住宅は、今後スタンダードになる可能性もあるため、
今のうちに情報を押さえておく価値があります。

その他にも
お困りごとや
気になることがありましたら
InstagramのDMや
公式LINEなど
お気軽にご連絡くださいませ(^^♪

インスタグラムのDMもお気軽にどうぞ♪
Instagram:https://www.instagram.com/okazaki_jutaku
公式LINE:https://lin.ee/Yx5tkOX

一覧に戻る

おすすめの間取りやデザインを実感!

資料請求